国会記者会館からの中継。参院予算委員会で、事前にトリガー条項の解除について相談があったかと聞かれた鈴木財務大臣は、事前に説明は受けていないなどとした。岸田総理大臣は、与党と国民民主党の政策責任者の中で検討していくことは有意義であり、その行方を踏まえつつ、政府としても適切に対応したいなどとした。岸田総理大臣は、トリガー条項の実施には1.5兆円が必要で、協議の中で財源についても検討するとしている。トリガー条項の凍結解除をめぐっては、国民民主党が与党との協議を条件に補正予算案の賛成に回るなど、野党が結束して岸田総理大臣を詰めきれなかった。2023年度の補正予算案は、きょう夕方に本会議で可決され、成立する見通しだ。