過去最多の9人の争いとなった衆議院東京15区の補欠選挙は、立憲民主党の新人の酒井菜摘氏が初めての当選を果たした。立憲民主党の新人の酒井氏が自民党が候補者の擁立を見送り過去最多の9人の争いとなる中、日本維新の会や無所属の新人など、ほかの候補者を抑えて初めての当選を果たした。今回の補欠選挙は、自民党の柿沢未途前法務副大臣が、去年4月の江東区長選挙を巡る選挙違反事件で議員を辞職したことに伴って行われ、酒井氏は区議会議員としての経験や助産師としての専門性を強調し子育て支援の拡充や、クリーンな政治の実現を訴えた。投票率は40.70%で、前回3年前の選挙を18.03ポイント下回った。須藤元気氏はベストを尽くしたと述べた。金澤結衣氏は、もう少し地元の方々と対話を重ねる必要があったと思うと振り返った。