自民党総裁選は9月12日告示・27日投開票という日程で行われる。ポスト岸田を選ぶ争いであり、15日という日程は現行ルールとなってから最も長い日数となっている。石破茂元幹事長は大勢の方々に聞いていただけるのはいいこととコメントしている。選挙戦を巡っては、逢沢一郎選管委員長から政治とカネの問題を受け止めてカネのかからない準備を行うとしている。地方票を得るために電話で呼びかける・100万人超の党員にビラを配るなどしていたが、100万人超にビラが郵送されるためには1億円が必要とされるなど立候補には資金力も必要となっている。総裁選挙管理委員会は告示後の選挙戦を党が管理し、活動を抑制的に行うように呼びかける方針だという。すでに戦いは始まっていて、いち早く出馬を表明した小林鷹之前経済安保担当大臣は自民党議員へのあいさつ回りを行い、石破元幹事長や河野デジタル大臣も出馬を表明する見込み。自民党総裁選のキャッチコピーは「THE MATCH」だといい11人が立候補する大混戦が予想される。