自民党の総裁選挙は河野デジタル大臣がきのう記者会見し、立候補を表明した。立候補を表明している石破元幹事長は、防災省の設置を公約の柱に掲げる考えを示した。小林鷹之氏は「私自身の存在と考え方を知ってもらえるようにただ走り回っていく」と述べた。また林官房長官は、旧岸田派出身の議員らとの会合のあと「しかるべく判断したい」と述べ、台風10号の影響を見極めながら立候補表明の時期を判断することにしている。小泉進次郎氏は30日に記者会見する予定だが、台風の進路なども考慮して、日程を変更することも検討している。茂木幹事長は来週にも表明する方向で調整し、高市経済安全保障担当大臣は表明の時期を探っている。一方、上川外務大臣は推薦人確保の状況について「全力で邁進したい」と述べた。さらに、加藤元官房長官、齋藤経済産業大臣、野田聖子氏、青山繁晴氏も立候補に意欲を示している。