- 出演者
- 萩谷麻衣子 大下容子 杉村太蔵 松尾由美子 久保田直子 菅原知弘 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一 駒見直音
オープニングの挨拶。
きのう、石破総理大臣、公明党・斎藤代表、立憲民主党・野田代表が国会内で会談した。年金改革法案をめぐり、3党の実務者による修正協議で大筋合意したことを受け、各党首が修正内容を最終的に確認し、その後文書に署名し正式に合意した。修正内容は、4年後の財政検証で給付水準低下見込まれたら、厚生年金の積立金を基礎年金の底上げに充てる措置を講じす。その際、厚生年金の給付水準が一時的に下がる影響を緩和する対応もとるとしている。一方で、将来的に必要となる財源の議論については先送りされた。修正案は、さきほど共同提出され、あさって衆議院を通過する見通し。元衆議院議員・杉村太蔵さんは、「最大野党が不信任案出さないというのはどういうことなのか、参議院選挙後、大連立ということもどっかで想定した動きなんじゃないか」などとコメントした。
オープニング映像。
全国の気象情報を伝えた。
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- 墨田区(東京)
「広島発祥・エスキーテニス・スポーツで伝える平和への願い」「イラン人監督カンヌ最高賞受賞・逮捕・収監を乗りこえての栄冠」。
イラン人のジャファル・パナヒ監督が、イラン政府から映画制作を禁止され圧力を受けながら完成させた「シンプル・アクシデント」が、第78回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。映画は、収監され自分たちを拷問したと思われる男に復讐を果たそうとする物語。脚本は、監督の刑務所での実体験がもとになっている。パナヒ監督は2000年のベネチア国際映画祭では「チャドルと生きる」で金獅子賞を受賞。2015年、ベルリン国際映画祭で注目されたのが金熊賞を受賞した「人生タクシー」。パナヒ監督は今回、世界三大映画祭制覇を果たした。
カンヌ最高賞を受賞したイラン人のジャファル・パナヒ監督はこれまで苦難を乗り越えてきた。アムネスティ・インターナショナルによると、2009年には民兵に射殺された女学生の追悼集会に参加し一時逮捕された。2010年には反政府映画を製作したとして逮捕され、寒空に裸で屋外に立たされるなどの屈辱を受け、この経験も今回受賞した作品に盛り込まれている。レバノンメディアによると、この年のカンヌ映画祭に審査員として参加する予定だったが実現しなかった。これに世界中の映画人がイラン政府を非難。2010年に主演女優賞を受賞したジュリエット・ビノシュはパナヒ監督の名前が書かれたプレートを掲げながら受賞スピーチを行い、釈放を訴えた。フランス24によると、その2日後にパナヒ監督が保釈された。今年、審査員長を務めたビノシュが最高賞を発表し、パナヒ監督と抱擁をした。現代イスラム研究センター・宮田律理事長はパナヒ監督の身の安全について「特に世界的に著名な監督に強硬な手段に出ると現体制を倒せという活動に発展してしまう恐れもあり、ある程度自由にさせている」と話す。萩谷麻衣子は「反骨精神と映画愛に溢れた監督」、杉村太蔵は「国際社会がもっとイラン政府に圧力をかけていかないといけない」とコメントした。
今年、戦後80年を迎えるが、平和を願って広島で生まれたエスキーテニスというスポーツがある。スポーツを通して平和を学ぶ姿を取材した。東広島市立龍王小学校で77年前に広島で生まれたエスキーテニスの体験授業が行われた。ルールは卓球とほぼ同じ。日本エスキーテニス連盟・東城瑞穂さんの分かりやすい指導のもと、子どもたちはメキメキ上達。エスキーテニスでは同じプレーヤーが2回連続ノーバウンドでボールを打ってはならない。エスキーテニス考案者のひ孫・宇野本翼さんは「何回も同じ人が打っていたらゲームとして面白くない。ラリーが続くのが面白いし、このルールを使っていろんな戦術が生まれる」と話した。エスキーテニスの授業は体験学習と平和学習のセットで行われる。翼さんの曽祖父・信さんは実業家として活躍する一方、120以上の特許権を持つ発明家としても知られていた。信さんは13歳だった娘を原爆症で失った。平和学習では信さんがしたためていた手記を小学校の先生たちが朗読した。娘の死から程なくして県から「原爆で廃墟になった広島の子どもたちに楽しみを与えるスポーツを作ってほしい」との依頼を受け、1948年にエスキーテニスが考案された。1949年、当時皇太子だった上皇さまが広島を訪れた際に「エスキーテニス」を体験された。広島市のシンボル・平和大通りに専用コートが設置され、広島に本社を置く自動車メーカー・マツダにも工場内に100面以上のコートがあった。4代目の翼さんは自分の使命を“原点回帰“と話す。
広島の子どもたちのために生まれたエスキーテニスをスタジオで斎藤アナと杉村太蔵が体験。杉村太蔵は「同じ人が2回打っちゃいけないというのは戦略性が生まれる。面白い」、斎藤アナは「ラリーを続けるには勝ち負けも大事だが、思いやりが大事」、萩谷は「子どもだけじゃなく、年いった人でもできる」とコメントした。日本エスキーテニス連盟によると、エスキーテニスの競技人口は最盛期に広島県内で約30万人いたが、現在は全国で約3000人に減少している。連盟を中心に小学校などで授業の平和学習とともに普及しようという取り組みが進められている。ここにきて現状打破の切り札が登場した。
エスキーテニスの普及に尽力する考案者のひ孫・宇野本翼さん。その隣には同じく小学生を指導する若者は考案者の玄孫・宇野本愛生さん。おととい、エスキーテニスの大会で史上最年少優勝を成し遂げるなど実力は折り紙付き。それだけではなく、ジュノンボーイとして15人のファイナリストに選ばれた。
日本エスキーテニス連盟理事を務める宇野本翼さんは考案者のひ孫にあたり4代目だが、エスキーテニスをPRするにあたり、芸能人など有名人が体験してくれると広まりやすいがなかなか来てくれないという課題があり、息子を芸能人にしようと思いついたという。翼さんが愛生さんをジュノン・スーパーボーイ・コンテストに勝手に応募。当初、愛生さんは怒ったが、コンテストでファイナリストに選ばれ芸能界デビュー。現在は芸能事務所に所属しながらエスキーテニスの王子様としても活躍中。愛生さんは「エスキーテニスが誇り。広めることが宇野本家の使命。平和を願うとともに、世界中に広がり五輪種目になれば」と話した。杉村太蔵は「政界、芸能界で一番テニスがうまいのは私。宇野本さんのところに行く」、萩谷は「平和や幸せは意識してないと持続できないもの。スポーツは平和じゃないとできない」とコメントした。久保田アナはきょうで番組を卒業。
大相撲5月場所で2場所連続4回目の優勝を果たした大関・大の里の、横綱昇進伝達式がつい先ほど行われた。大の里は「唯一無二の横綱を目指します」と語った。大の里は石川・津幡町出身の24歳。おととし5月場所で幕下10枚目格付け出しとして初土俵。初土俵から所要13場所、わずか2年度の横綱昇進は昭和以来最速記録。日本出身横綱の誕生は師匠・元横綱稀勢の里の二所ノ関親方が 2017年1月場所後に昇進して以来8年ぶり。
「黄金株」とは取締役の選任など経営上重要な決議に関し、強い拒否権を認める特別な株式。USスチールが本社を構えるペンシルベニア州選出のマコーミック上院議員は27日、トランプ大統領と面会し買収計画について話し合ったと明らかにした。マコーミック氏はアメリカ政府と日本製鉄が安全保障に関する協定を結び、USスチールのCEOと取締役の過半数はアメリカ人が占めるとしている。また、アメリカ政府がUSスチールの黄金株を持つことで、一部の取締役の承認や国内の生産量などを管理できるという認識を示した。杉村太蔵は「本音はトランプ大統領も日本製鉄の投資を受け入れ再生させたいが、USスチールで働く労働組合の人たちにとっては不安が残る。黄金株をアメリカ政府が持って拒否権があるというのは知恵のような気がする」とコメントした。
ルビオ国務長官が27日、世界各国のアメリカ大使館に対し、学生ビザを申請する人の面接を一時停止するよう指示。トランプ政権が「反ユダヤ主義」と見なす留学生の受け入れを厳格化する中、学生ビザ申請者のソーシャルメディアの履歴に対する審査を拡大するためとしている。日本人留学生にも影響が出る可能性がある。国務省の報道官は今回の報道について明言を避けつつも、「入国しようとしている人物が誰なのか把握する権利がある」としている。
自民党の「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」の高市早苗会長らはきのう提言をとりまとめ、石破総理大臣に提出した。日本の重要情報を守るため、諸外国と同水準の「スパイ防止法」の導入に向けた検討を求めているほか、情報収集や分析活動を強化すべきと訴えている。石破総理は「しっかり勉強させていただく」と応じた。
ベトナムに到着した政府専用機のドアが開くとフランス・マクロン大統領は左側から伸びてきた両手に顔を押されよろけてしまった。赤い服を着た人物は25歳年上のブリジット夫人。夫婦げんかではないかという声も上がっているが、マクロン氏は「妻とは口論というか、冗談を言い合っていただけ。それが地球規模の大惨事かのように誇張されている」と話した。
デンマーク議会は定年退職年齢を現在の67歳から2040年までに70歳に引き上げる法案を可決した。1970年12月31日以降に生まれた人が対象。デンマークは2006年から公式な定年年齢を5年ごとに見直している。公的年金の支給開始年齢も引き上げられる。デンマークでは定年退職の年齢が引き上げられたことを受けて、国民からは戸惑いの声が上がっている。BBCによると、47歳の屋根職人の男性は「肉体的にきつい仕事に就いている労働者には困難」とし、今回の変更を理不尽だと語っている。弁護士・萩谷麻衣子は「働く側にとっては長く働けるのは良いことである反面、年金の受給年齢が引き上げられる可能性もあり、企業にとっては負担が増える。少子高齢化で日本でも定年引き上げの流れになっていくのかなと思う」とコメントした。
「ワイド!スクランブルサタデー」の番組宣伝。
財務省によると、2024年末時点の対外純資産は前年比で約13%近く多い533兆500億円。500兆円を超えるのは初めて。円安で海外資産を円換算した際の金額が増えたほか、日本企業の海外への投資が増加した。ただ、ドイツが569兆円を超えて1位となったため、日本は34年ぶりに首位から陥落。