兵庫県・斎藤知事は、県議会は解散せず失職をしていわゆる出直し選挙に立候補する意向を表明した。理由について「改革はこれからも進めていきたい強い思いがある」などと述べた。一方、県議会からの不信任の議決について本音を漏らす場面も。「しっかり反省しなければいけないところはあるが、職を辞すべきことなのかというのが根底にあるのが正直なところ」とコメント。当選すれば、新たに4年間の任期を務めることになる。ただ、選挙に向けてすでに推薦する候補者を決めている党もあり、ほかの党も独自候補の擁立などに向けて協議を進めている。県議会の中には、県政の停滞を望まない県民は斎藤知事を選ばないだろうとする見方の一方、候補者が乱立すれば票が割れて当選する可能性もあるのではないかと分析する議員もいる。知事選挙は11月中旬までに実施される見通し。