随意契約での備蓄米の売り渡しを打ち出している小泉農林水産大臣は、きょう衆議院農林水産委員会で質疑が行われ、論戦が交わされた。小泉農相は「石破総理がこれからの農政を変えていきたいなかで私は任命を受けた。重要な課題として取り組ませてほしい」などと話した。小泉大臣は備蓄米を放出した後の買い入れのあり方について、価格の高止まりが解消され、国が買い戻す環境が整った場合には今回の小売業者への放出分も含めて備蓄米の放出数量と同数量を買い入れるなど、計画的に適正備蓄水準の100万トン程度まで回復していくと述べた。