映画「国宝」の興行収入が実写映画で22年ぶりとなる100億円突破。実写邦画の興行収入歴代3位につけた。吉沢亮さん主演で、任侠の家に生まれた主人公が歌舞伎に人生を捧げ、女形として人間国宝に登り詰めるまでの半生を描く。東宝によると、6月の公開からきのうまでの73日間で国内の観客動員数は747万人超、興行収入は105億円あまりだという。原作本の文庫発行部数も130万部超。歌舞伎そのものへの関心も高まり、歌舞伎座の公演チケット売り上げものびている。主演の吉田亮さんは「見てくれた方の人生に寄り添うような映画にしたいという思いで参加した」「沢山の方に愛していただき感謝しかない」などとコメント。専門家は「日本の映画の歴史が変わったという印象を受けている」などとコメント。