宮城県美里町、田んぼの中に立つ巨大な白い建物。広さは5万1000平方メートル。ここは農業法人舞台ファームの野菜工場。レタス7種類が約100万株が栽培されていて、根っこや土がついた状態で出荷するのが特徴。広い工場電動キックボードで移動する吉永さん。2021年にベンチャーフォージャパンで生産管理の責任者として入社。吉永さんはいつどこにどの品種を何株植えたのか一目でわかるシステムを独自開発。 出荷時期や数を営業部門と共有することで生産と販売を効率化。工場の黒字に成功した。ただ、入社当初は苦労も。ベンチャーフォージャパンの期間である2年経過後も勤務を継続していて、最近も根っこの写真からAIが生育状況を判定するシステムを開発した。舞台ファームでは2年間限定で入社した若い世代が働き続ける環境づくりが重要だと考えている。ベンチャーフォージャパンで就職した人は6年で約60人、3年後には年100人に増やすことを目指している。