柔道女子57キロ級・舟久保選手は6歳で柔道を始め全国中学校大会優勝。富士学苑高校時代にはインターハイ個人戦優勝、世界ジュニア連覇など将来を有望視された逸材。中学3年制でオリジナル技・舟久保固めを編み出した。実業団・三井住友海上に入部したが東京五輪の出場はかなわなかった。その後、世界一といわれる寝技に加えて組手を強化し念願のオリンピックへ。順調に勝ち進んだが準々決勝でフランス・シジクに開始9秒でまさかの一本負け。気持ちを切り替えて挑んだリオオリンピック金メダリストのラファエラ・シウバ選手との3位決定戦で9分を超える激闘の末、相手の反則によって勝利。船窪選手が初出場で銅メダルを獲得した。
柔道男子73キロ級・3位決定戦。日本柔道最年長でオリンピック初出場となった橋本壮市選手(32)が開始8秒で背負投げを決めて技ありを奪った。その後も果敢に攻撃を仕掛け、試合を優勢に進めて判定勝ち。銅メダルを獲得した。橋本選手は「手ぶらで帰るわけにはいかなかった。柔道人生に悔いが残らないように戦いました」と語った。一度は引退も考えたという橋本選手が日本柔道史上最年少でメダルを獲得した。
柔道男子73キロ級・3位決定戦。日本柔道最年長でオリンピック初出場となった橋本壮市選手(32)が開始8秒で背負投げを決めて技ありを奪った。その後も果敢に攻撃を仕掛け、試合を優勢に進めて判定勝ち。銅メダルを獲得した。橋本選手は「手ぶらで帰るわけにはいかなかった。柔道人生に悔いが残らないように戦いました」と語った。一度は引退も考えたという橋本選手が日本柔道史上最年少でメダルを獲得した。