中国に駐在する金杉憲治大使は「東シナ海、南シナ海における中国の海洋進出はめざましいものがある。最前線が日本であり、南シナ海でいえばフィリピン。同じような利害を持つ各国が連携しながら、しっかり対応していくことが必要」などとコメント。今月末、トランプ大統領が訪中して習近平国家主席と会談予定。アメリカによるイランへの軍事作戦について、金杉大使は中国のアメリカ批判はやや抑制されていると感じるという。25年11月、高市首相の台湾有事をめぐる発言で、中国は激しく反発。日本への渡航を控えるよう呼びかけ、文化イベントなどが相次いで延期・中止となっている。翌月には中国軍戦闘機が航空自衛隊の戦闘機に、レーダーを断続的に照射した。1月、中国商務省は軍民両用品目の輸出規制を強化すると発表。金杉大使は中国政府の要人、有識者へのアクセス、接触が難しくなっていると憂慮する。大使は日中関係が安定するよう、色々な種をまく努力を北京でしたいという。
