今年豊漁が伝えられていたサンマ。東京都内の鮮魚店ではサンマが1匹324円で売られていた。先月解禁されたサンマ漁。サンマの水揚げ日本一の北海道・根室市の花咲港では初日の水揚げ量は去年の約140倍となる67トン。今年は豊漁と思われていたが先月約200円だったサンマがこの日は324円と約1.6倍となった。いまが旬の秋サケも不漁の影響で去年一切れ約220円だったが250円になっていた。専門家によると不漁の要因には温暖化の影響で海水温が上昇しサケの稚魚が育たなくなっていることが考えられているという。過去10年の漁獲量を見ると約9割減。先月豊漁だったサンマの価格が高騰していることについて専門家は台風などの天候の影響で漁にでられず、サンマが全く取れない日もあり漁獲量が一時的に少なくなったという。サンマの水揚げで有名な北海道の花咲港では今週水曜日今季最高の約950トンのサンマが水揚げされ、専門家も10月にかけて水揚げ量も伸びると推測している。