4月から、去年の1.5倍近い数の食品の値上げが予定されている。激安を売りにしている東京・足立区のスーパーでは、ことしは例年より駆け込み客が多いという。4月から値上げされる予定なのは、チーズ類やウインナー類など。帝国データバンクによると、4170品目の値上げが予定されていて、原材料費と人件費の高騰が主な要因。ティッシュやトイレットペーパーなども値上げされる予定。アルコール類も、大手4社が約3~12%の値上げを予定している。ドン・キホーテでは、アルコール類の箱売りの数を増やしているという。専門家によると、この先も食品を中心に値上がり傾向が続くとみられ、トランプ関税などトランプ政策の行方を注意して見ていく必要があるという。