最初に訪れたのは日南駅からバスで約40分の場所にある「日南ダム」。1985年に完成。全国でも珍しい構造を持つレアなダムだという。古川くんは越流がキレイと説明しながら、カメラで撮りまくった。さらにダムに接近すると、外壁に生えた苔に興奮していた。ダム好きは苔好きが多いという。ダムの近くには放流注意看板があった。ダムが放流した時の注意点を書いた看板。グッズになるほどの人気。この看板は「危ない」と書いてあったが、「危い」と書かれた看板もある。「な」がないのは送り仮名が定まっていなかった頃の名残だという。日南ダムはコンクリートの重みで水を支える「重力式コンクリートダム」。ダム活の醍醐味であるダムの上(47mの高さ)に到着。下を覗き込むと巨大な穴に水が流れ込む様子を見ることができた。ダム穴ができる「越流頂付き放流管」は全国に十数基しかなくレアだという。一定の水位を超えると、水がダム穴に落ちて自然と下流へ流れる仕組み。自動で安全な水位を保っている。ダムマイスターはダムのPR活動になる場合、特別な場所への許可がおりることがあり、古川くんはダム穴がよく見える場所に入れてもらえることになっていたが、雨脚が強くなってきた。2人とも雨男・雨女だという。見学を終えた2人はダムカードをもらった。ダムカードは全国のダムで無料配布しているカード型パンフレット。全国に800枚以上あり、集めるのもダムの楽しみ方。日南ダムのカードには鯉のぼりが写っていた。コロナ前は毎年5月の連休に約200匹の鯉のぼりが上げられていたという。ダム穴を見た古川くんは興奮して首の血管が浮き上がっていた。その様子を見たスタジオのかまいたち・濱家は「俺がGLAY・HOWEVER歌う時の血管」とコメント。