東京工業大学などが行った実験は活火山の草津白根山近くに設置したドローンをおよそ5キロ離れた草津町役場で遠隔で操作するもので火口の様子などを観測した。草津白根山では火口周辺の立ち入り規制が続いているがドローンで撮影した火口の様子は役場までリアルタイムで送られるため火山活動が活発化したときでも安全に火口の状況を確認できるほか、ドローンにはサーモカメラも搭載されていて地表面の温度も測定できるという。今後東工大などはドローンを常設して迅速な情報収集ができるように行政などと調整を進めたいとしている。
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