荒川の河川敷で行われる板橋区の花火大会は去年、仕掛け花火のナイアガラの火が下草に燃え移って火事になり途中で中止された。坂本健区長はきょうの会見でことしは8月3日に開催し荒川放水路通水100周年を記念して大会史上最多の1万5000発を打ち上げると発表した。一方、ナイアガラはこれまでの半分以下の300メートルに縮小するということだ。安全対策を見直したところ、これまでの規模で行うためには直前に水をまいたり初期消火をしたりする人手が2倍近く必要なことが分かり確保が難しいためとしている。また当日の気象状況によってはナイアガラだけ中止することも検討するということだ。