学習院大学の江藤教授が登場。高市早苗総理大臣は習近平国家主席と日中首脳会談を行った。会談時間は30分。会談前に中国側は警戒を強めていた。これまでは習近平主席から総理就任当日には祝電が届いた。高市総理には送られなかった。両首脳は、日中の「戦略的互恵関係」を確認したという。政治体制が異なっても、経済など共通利益のために協力するという。日本側が強弱つけずに懸案事項を全部出したという印象だ。問題点を全面に出すのではなくやりやすい部分を打ち出すことが通常だが、今回は強弱はつけず、すべてを出したという。中国側は、日本は強く出てきたと感じただろう。日本は尖閣周辺海域を含む東シナ海や南シナ海での中国の活動を懸念を示したという。中国のレアアース関連の輸出規制に対しても懸念を示した。日本産水産物などの輸入規制については撤廃してほしいという要望を出した。日本人拘束や襲撃などに対する安全確保。香港や新疆ウイグル自治区などの人権問題についても日本側は触れた。レアアース関連については重要な案件だ。世界的についてはやってはいけない規制だ。やってはいけないといい続ける必要がある。中国は長期的に取り組み強みとした。高市総理は日中関係については、緊張があることを表現していたという。協力案件も議論に打ち出されていた。習近平出席の仏頂面は国内向けだとのこと。
