城下町の横を流れる川沿いに桜並木が続いている。明治30年、この川岸に桜を植え始めたのは萩出身の名士たち。その中には松下村塾の門下生がいた。松陰神社は吉田松陰の住まいだった場所。日本を強くするために己の目で世界を見たいと考えた松陰は下田で黒船に乗船し密航を試みるもあえなく失敗。後に萩の自宅に幽閉される。松下村塾では身分は不問、学びたいという志さえあれば誰にでも門戸は開かれていた。多くがその後の日本を動かす人材へと育っていった。松陰は塾生に欧米の先進国に目を向けるように説いた。松陰が注目したのはアメリカ独立戦争。
