伊藤若冲が晩年を過ごした石峰寺には風変わりな羅漢像が500体以上ある。晩年、若冲は米斗翁と名乗り、米一斗の値段で絵を売り、生活していたという。それと並行し、石像づくりも行っていた。禅宗の高層に売茶翁がいて、晩年は地位、名声を捨てて一杯の煎茶を売りながら、人々に禅道を説いていたといい、若冲は生き方に惹かれたとされる。若冲は売茶翁の肖像画を10点近く制作していた。米斗翁と名乗るようになってから、若冲はシンプルな絵を数多く手掛けるようになっていく。
住所: 京都府宇治市五ヶ庄三番割34
URL: http://www.obakusan.or.jp/
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