自由民主党は金融所得を保険料算定に反映する仕組みの検討を行った。社会保険料は3つに分かれており、会社員らが加入するのが健康保険、自営業者などが加入する国民健康保険、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度がある。そのうち、国民健康保険と後期高齢者医療制度については金融所得など複数の所得がある場合には合算し、確定申告をした上で保険料が決まることになる。合算のため、株で儲ければ設けるほど保険料は高くなるという。今回の見直しにより、今後確定申告をしない人でも保険料も反映され、保険料負担が増えることにつながるという。今年から始まった新NISAは非課税が魅力の1つ。新NISAの設けも保険料アップにつながってしまう。そのため、この案に対し、立憲民主党の小沢氏は批判をしている。