葛飾区教育委員会によると今月上旬、区立堀切小学校で法律事務所からの依頼を受けて卒業証明書を発行しようとした際、校長室に保管している卒業生の台帳がなくなっていることが分かった。紛失したのは昭和22年度〜昭和39年度までの卒業生4191人分で、氏名や住所、進学先のほか保護者の氏名などの個人情報が載っている。台帳に書かれた卒業生の個人情報が悪用されたという情報はない。堀切小学校では「引き続き、校内を捜すとともに歴代の学校長に台帳の持ち出しがなかったか確認する」としている。葛飾区教育委員会は「再発防止を徹底していく」とコメントしている。