東京・葛飾区やその周辺に集まるおよそ900の町工場の技術や製品を紹介する展示会がきょうから都内で始まった。展示会は葛飾区と地元の商工会議所が開き町工場の技術や魅力を知ってもらおうと41社が出展している。このうち製品に紛れた異物を見つける装置を作る企業のブースではたくさんのねじの中から形や長さが違うものを検出する様子をデモ機で実演していた。段ボールの製造メーカーのブースでは能登半島地震の被災地に送られた段ボールの枕が紹介されているほか、その中に入っている防災グッズも展示している。この町工場見本市は東京ビッグサイト東ホールであさってまで開かれている。