2025年1月29日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
江原啓一郎 片山美紀 宮崎あずさ 黒田菜月 
(ニュース)
進む下水道管の老朽化 影響大きい“陥没”どう防ぐか

今回の事故を引き起こしたと見られる下水道管の腐食。同様の道路陥没は2022年度の1年間に全国でおよそ2600件に上り日本全体の課題となっている。下水道管の老朽化が進む中、広く影響を及ぼす陥没という事態をどう防いでいくか。去年10月、水戸市の中心で道路が突然、幅2メートル、長さ5メートル、深さ5メートルにわたって陥没した。複数の管が流れ込む幹線と呼ばれる大型の下水道管が破損したためで、設置から50年以上たっていた。水戸市内には50年の耐用年数を超えた下水道管が75キロ余りあるが市では今後破損すると陥没の影響が大きくなる幹線を重点的に点検していく方向で検討している。下水道の調査を行う会社では、全国で老朽化が進む中、自治体から依頼が相次いでいる。調査に使っているのがこうしたドローン。飛行するタイプと水面に浮かぶタイプ、水中に潜るタイプの3種類で管の大きさや環境に合わせて使っている。人が入れない危険な場所でも調査ができ、下水道を使いながら調査が行えるのもメリットだという。撮影された映像や画像では内側の壁が硫化水素で溶けて崩れ落ちている様子や穴が開いて地下水が噴き出している様子などが確認できる。

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NJS大田区(東京)水戸市水戸市(茨城)
長野県・関東北部 あさって朝にかけ大雪の見込み

気象庁によると日本付近は冬型の気圧配置となっていて関東甲信の上空に寒気が流れ込んでいるため長野県北部や群馬県、栃木県では雪が降っている。午後5時までの3時間には長野県野沢温泉村で14センチ、群馬県みなかみ町藤原で8センチの雪が降った。長野県と関東北部ではこれから雪が強まり、あさって朝にかけて大雪となる見込み。あす夕方までの24時間に降る雪の量は長野県と関東北部の山沿いの多いところで40センチと予想されている。さらにその後あさって夕方までの24時間にはいずれも山沿いの多いところで関東北部で50センチ、長野県で40センチの雪が降る見込み。気象庁は大雪や路面の凍結による交通への影響に警戒するとともに積雪の多い地域では雪崩にも注意するよう呼びかけている。

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気象庁白馬村(長野)草津町(群馬)藤原(群馬)野沢温泉村(長野)
(気象情報)
気象情報

明日の関東の天気を伝えた。

30人インタビュー
やりがい?楽しさ?収入?仕事に求めるのは!?

30人へのインタビューから首都圏のリアルに迫る。今回のテーマは仕事。取材した3人の社会部記者たちは「私たち全員30代ですが、職場で最近もやもやを感じる」「仕事のやりがいはとても感じてるが、子どもが生まれて育休の取得をどうするか、転勤先、どうなるかなみたいなこととか、同僚が転職してしまったとかというところで、今回私たちは皆さんが仕事に重視しているものを選んでもらった」と説明。JR新橋駅前で仕事に何を求めるか、自分が重視する項目を2つ選びシールを貼ってもらった。インタビューを進めると多かったのが、やりがいや人間関係を選ぶ人たち。一方、気になる収入についてはかつて高度経済成長の波に乗り所得倍増が実現したが、バブル経済が崩壊すると迎えたのは失われた30年ともいわれる時代に突入、賃金は長く伸び悩んできた。ただ今回のインタビューで収入に重きを置いた人は意外と多くなかった。

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新橋駅池田勇人高度経済成長期
「やりがい」21票「人間関係」13票 「収入」は5票のみ

30人へのインタビューから首都圏のリアルに迫る。今回のテーマは仕事。インタビューの結果、60票のうちやりがい自己実現が最も多く21票、次いで人間関係や楽しさ、ライフワークバランス、成長スキルアップの順番で、収入は最も少ない5票だった。この結果について労働分野の専門家である労働政策研究・研修機構の藤本真・副統括研究員に分析をしてもらったところ「今は人手不足の売手市場。若い世代はスキルをつけてキャリアアップすれば賃金が上がるという最近の風潮を感じている。ただ一方で失われた30年を過ごしてきた中高年の世代というのは賃金以外のやりがいに仕事の価値を見いだしてきた側面があるのではないか」ということだった。収入を選ばなかった人たちでも若い人たちと中高年世代で理由はちょっと違ってくる。2番目の人間関係や楽しさについては昨年度、ハラスメントや仕事の強いストレスなどが原因で精神障害になったとして労災を申請した件数は過去最多だった。楽しく仕事を続けていくためにも人間関係が最も大事だと考えているのではないかということだった。インタビューで特に注目したのは30人中16人が転職を経験していたこと。今「大転職時代」ともいわれたりもしているが、改めてその広がりを感じた。1つの会社に勤め上げるというモデル以外にも自分に合ったキャリアを考えて転職副業といった選択肢、どんどん増えているなというのを感じた。

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労働政策研究・研修機構藤本真
(ニュース)
約900の町工場集まる葛飾区と周辺 町工場の技術・製品紹介する展示会

東京・葛飾区やその周辺に集まるおよそ900の町工場の技術や製品を紹介する展示会がきょうから都内で始まった。展示会は葛飾区と地元の商工会議所が開き町工場の技術や魅力を知ってもらおうと41社が出展している。このうち製品に紛れた異物を見つける装置を作る企業のブースではたくさんのねじの中から形や長さが違うものを検出する様子をデモ機で実演していた。段ボールの製造メーカーのブースでは能登半島地震の被災地に送られた段ボールの枕が紹介されているほか、その中に入っている防災グッズも展示している。この町工場見本市は東京ビッグサイト東ホールであさってまで開かれている。

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令和6年 能登半島地震東京国際展示場江東区(東京)町工場見本市2025葛飾区葛飾区(東京)
障害者の投票支援に 模擬投票

障害のある人が選挙で投票する際の支援に力を入れている東京・狛江市は全国の自治体が活用できるマニュアルを作成する予定できのう対応を確認する模擬投票を行った。狛江市は島根県立大学と協力し全国の自治体の対応を調査検証し、障害者の投票を支援する際のマニュアルを作成することにしている。きのうの模擬投票では知的障害者20人余りに協力してもらい投票所での狛江市の職員の対応を確認した。参加者の多くは字を書くことが難しいため指さしなどで投票先を確認して職員が代筆する代理投票を行った。参加者1人に対して2人の職員が応対し、投票先に間違いがないか確認していた。中には投票先に迷って、動けなくなってしまう参加者もいて職員は選挙公報に見立てた冊子を見せて投票を促していた。中村容明主査は、障害者もスタッフもより選挙のハードルが下がってお互いやりやすい取り組みが出来ればと話した。

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島根県立大学狛江市
首都圏防災情報 シュトボー
東京 国分寺 “司令塔”決めて 対応スムーズに

災害報道に力を入れているケーブルテレビ「J:COM」による映像。大きな災害が起きた際、とりわけ発災初期には近所の人たちなどと力を合わせてさまざまな対応にあたる必要が出てくる。そんなとき指示を出せる司令塔がいるとスムーズに動くことができる。東京・国分寺市泉町三丁目地区連合自治防災会の防災訓練では3人1組のチームで災害時の初動対応を訓練していて毎年、20チームほどが参加している。この訓練で重要な要素の1つが的確な指示を出すこと。チームの1人が指示役を務めメンバーが迅速に行動できるようにしている。訓練は地震発生からスタート。発災時の初動から火災発生時の対応。負傷者の救出までさまざまな状況で的確な指示を出していく。この訓練のプログラムは防災会役員が消防署と相談して作った。訓練の前には消防署員による模範演技も行う。災害時の指示は周りの状況を把握した上で「誰が何をするのか」を明確にすることが大切。

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JCOM国分寺(東京)泉町三丁目地区連合自治防災会
(ニュース)
“スマホでできます 確定申告”

所得税の確定申告の受け付けが始まるのを前に女子ゴルフの上田桃子選手がインターネットでの手続き、e-TaxをPRした。ふるさと納税の控除を受けるという想定でスマートフォンを使って源泉徴収票をカメラ機能で読み取るなどしていた。東京国税局によるとe−Taxでおととし分の確定申告をした人のほぼ半数がスマートフォンを利用していたという。受け付けは来月17日から3月17日まで行われる。

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e-Taxふるさと納税上田桃子所得税東京国税局確定申告
“かぜ気をつけて” サルに深谷ねぎ

厳しい寒さが続く中、埼玉県の宝登山小動物公園ではサルにとってもかぜの予防になるといわれる旬の深谷ねぎが地元の生産者などからプレゼントされた。サルたちはバケツからねぎをつかみ取り、根元の白い部分からかじっていた。動物園によるとこの時期はサルもかぜをひいたり体調を崩したりすることがあるという。

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サル宝登山小動物公園深谷ねぎ長瀞町(埼玉)
渋沢栄一ゆかりの藍染めを体験

新しい一万円札の肖像に描かれた渋沢栄一の地元、埼玉県深谷市の小学校で卒業を控えた6年生が渋沢とゆかりの深い藍染めを体験した。藍染め作家から学んだのは絞り染めといわれる技法。竹の箸などを輪ゴムで結び付けた白いスカーフを染料が入った容器に浸して水で洗うと模様が浮かび上がっていた。完成した作品は卒業式の会場に飾られるという。

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深谷市立八基小学校深谷市(埼玉)渋沢栄一藍染め
おでかけしゅと犬くん
あす ランチタイム コンサート

NHK千葉放送局から中継。毎月、お昼の時間に合わせてランチタイムコンサートを行っている。今月はあす行われるということで出演者の1人である音楽ユニット「Fujin-kai」のチューバ奏者・伊関愛里さんがステージ上で生演奏を披露した。明日のコンサートに向け「ランチタイムのコンサートということで優雅なランチタイムな感じの曲からテューバらしい力強い曲までたくさん集めてきましたのであしたの午後のひとときを一緒に楽しんで過ごせたらいいと思う」とコメントした。

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Fujin-kaiチューバ
(気象情報)
気象情報

明日の関東の天気を伝えた。

(エンディング)
さようなら「ドクターイエロー」

「見かけると幸せが来る」といわれるドクターイエローの愛称で親しまている検査専用車のうち、JR東海が所有している車両がきょう引退を迎えた。

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新幹線電気軌道総合試験車東京駅東海旅客鉄道

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