- 出演者
- 船木正人 寺門亜衣子 江原啓一郎 黒田菜月
オープニング映像。
東京都議会の自民党会派都議会自民党が開いた政治資金パーティーの収入の一部が政治資金収支報告書に記載されていなかったことを受けて会派はことしの都議会議員選挙で幹事長経験者6人が公認されないことを明らかにした。都議会自民党を巡っては会計担当の職員が2019年と2022年の収支報告書に政治資金パーティーで集めるなどした合わせておよそ3500万円の収入などを記載しなかったとして政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で今月17日に略式起訴された。会派は都議らがパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を手元に残すいわゆる中抜きを行っていたことを認めていた。きょうの会見では政治資金収支報告書の訂正を進めていることを明らかにしたうえでこれまでの調査結果を公表した。それによると都議や元都議など合わせて26人がそれぞれ代表を務める政党支部でも不記載がありこの中には会派の幹事長経験者8人が含まれていたという。このうち都議会議長を務める宇田川聡史都議は議長職を辞任する意向を表明した。またことし6月に行われる都議会議員選挙への立候補を予定していた宇田川議長を含む幹事長経験者6人について公認されないことを明らかにした。
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- 宇田川聡史小松大祐東京都議会自由民主党
京成電鉄の特急スカイライナーであすから顔認証で乗車可能になる。特急券をネットで購入時に顔の画像を登録することで切符を発見する必要がない。導入の背景にあるのは増加するインバウンド。成田空港の去年の国際線の外国人利用者は2000万人を超える見込み。成田空港会社は航空機の発着回数をことし10月から34万回まで増やす方向で検討している。成田空港への交通アクセスではタクシーの利用環境改善の取り組みも始まっている。
太平洋戦争末期の1945年、首都東京は3月10日の大空襲をはじめたび重なる空襲で甚大な被害を受けた。しかし戦争の爪痕は戦後の復興と経済成長で急速に消えていった。そんな中、80年前の大空襲の焼け跡が新たに見つかった。見つかったのは墨田区で解体が進む病院の屋上。細く急な階段を上った先にある小さな一室は戦前、エレベーターの機械室として使われていた。空襲により全体が焼け焦げ壁や天井には今も黒いすすが残っている。戦後に病棟は改修され復旧したが、使われなくなったこの部屋だけが手付かずのままとなった。賛育会病院の遠矢充宏は歴史的な価値があるのではないかと建物の解体を前に専門家に連絡した。病院を運営する賛育会は婦人と小児の保護を目的に1918年に創立。地域に複数の産院や託児所を作り戦時下も母親たちを支えた。そして東京大空襲があった1945年3月10日未明、賛育会の病院は多くの妊婦が入院したまま火災に襲われた。空襲の前日から入院していた妊婦の1人が小田切きい。命からがら避難し朝方、芳子を産んだ。現在79歳になった芳子に会うことができた。炎の中、陣痛に苦しみながら逃げ惑った母親の記憶を何度も聞かされたという。夜が明け、救助されたきいは運ばれた別の病院で無事に出産。しかし、病室の外から親を失った子どもたちの声が聞こえたことを、生涯忘れられなかったと話していた。今回見つかった病院の部屋の映像を芳子に見てもらった。病院から連絡を受けた専門家により、保存に向けた動きが始まっている。病院や解体業者と話し合いながら壁の一部だけでも保存しようと取り組んでいる。
東京・墨田区で見つかった貴重な遺構を記録したいと今回、NHKも映像として保存を試みた。現場は9畳ほどのお部屋なのだが映像データを使って取り込みまして実物大で立体的に再現。病院の許可を得て室内を特殊なカメラで撮影しただが、焼けた壁の色や凹凸、付属物の部品など細部にわたって記録した。配電盤と見られる電気部品の近くに真っ黒く焦げている。焦げたということは火災にあったということなのだが戦後にここで大きな火災が起きたという記録はないことから専門家は空襲で焼けたと判断したという。建物は取り壊しが進んでいるが、壁の一部を切り出して江東区にある東京大空襲戦災資料センターというところが引き取り来月5日から展示する予定だという。取材した中にも昨年は応じてくださった戦争体験者の方がことしは話を聞くことが難しくなったという方もいて、戦争の記憶をとどめる難しさというのを実感している。残された記録、写真や映像、そしてこうした遺構を私たち自身が一つ一つ組み合わせて戦争の記憶にアプローチし続けるということが今後大切になってくる。
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- 東京大空襲・戦災資料センター
調査会社、不動産経済研究所のまとめによると東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で去年1年間に発売された新築マンションの平均価格は7820万円でおととしを281万円、率にして3.5%下回った。これは東京23区で3億円を超える高額物件の発売が少なかったためで東京23区の平均価格はおととしを26%下回る1億1181万円だった。ただ、それ以外の地域は上昇している。東京の23区以外の地域は8.9%増の5890万円、神奈川県は6%増の6432万円などとなっている。一方、去年1年間に1都3県で発売された戸数は2万3003戸と1973年の調査開始以降、最も少なくなった。都心での用地不足に加え建設現場の人手不足などで工期が延び販売時期が遅れていると見られますがその分、ことしは去年より13%増え2万6000戸の発売が見込まれているという。
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- 不動産経済研究所
関東の気象情報が伝えられた。
視聴者から投稿された「#わたしのいちオシ」が紹介された。
JR南武線の終点、浜川崎駅の先に広がっている京浜工業地帯。海を埋め立てて作られ製鉄や化学などの重工業を中心に発展し、日本を代表する工業地帯の1つになった。この場所にかつて南武線の貨物列車は奥多摩から製鉄の原料となる石灰石を運んでいた。京浜工業地帯も歴史の分岐点を迎え沿線の街も変貌している。浜川崎駅の近くに住む福永武義は京浜工業地帯の鉄鋼会社に祖父の代から3代続けて勤めてきた元鉄鋼マン。駅前に来ると今でもかつてのにぎわいが目に浮かんでくる。川崎市臨海部に広がる京浜工業地帯、最盛期は鉄鋼や石油など重工業を中心におよそ10万人が働いていた。一日24時間、休みなしで生産を続ける製鉄所。日本の工業の中心的存在として発展してきた。日本の高度経済成長をけん引した一方で、大気汚染など深刻な公害問題もあった。しかし周辺の地域には多くの人が集まり、がむしゃらに働き活気にあふれていたと福永はいう。彼が勤める会社では社内新聞を発行して当時のにぎわいを伝えていた。新聞の名前は「みんなの輪」。会社の担当職員が地域の祭りなどを取材し記事を書き住民たちに配っていた。そんな街の様子も京浜工業地帯とともに様変わりしていく。時代とともに工場の海外移転が相次ぎ象徴的な産業だった高炉による鉄の生産もおととしに終了。かつての重厚長大な産業から研究開発拠点などへの転換が進んでいる。地域は宅地化が進み新たな住民も増えている。しかし地域活動への参加は少なく人とのつながりや一体感は希薄になったと感じている。時代が移り変わる中でも地域のよさを残していきたい。新たな取り組みに動きだした人もいる。浜川崎駅の近くの地域で自治会役員を務める林田奈保美は昔のような近所づきあいがないことを残念がるお年寄りが多いと肌で感じてきた。そこで地元の仲間と一緒に去年立ち上げたのが子ども食堂。オープン以来、地域で新たに暮らし始めた親子連れや古くから住むお年寄りたちが気軽に立ち寄る場になっている。かつて地域にあった人との結び付きを再び取り戻せるのではないか、林田は手応えを感じている。
川崎市にある工場夜景の人気スポットの1つで化学メーカーから中継、プラントが建ち並んでいて鉄骨とライトがとってもかっこいい。奥には先ほどスタジオからもあったが水蒸気がもくもくと上がっていて臨場感が感じられる。またこちらの工場夜景はバスツアーやクルーズでも楽しむことができる。川崎工場夜景ナビゲーターが見どころを紹介。川崎の工場夜景ツアーが本格的に始まってからことしで15年。「ふだんは入れない場所からでも見られるツアーも計画しておりますのでぜひ皆さんお楽しみいただきたい」と話していた。
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「南武線にすごく声が低いDJ車掌がいる。ぜひ取材していただきたい」という視聴者からのお便りを紹介。その声にお応えして番組が取材した。声の主は野澤拓真、36歳。自分らしく聞き取りやすい声を目指しているという。
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首都圏いちオシ!の番組宣伝。南武線ウイークも残すところあと一日、あすは江原キャスターがスナックから生中継で潜入。若い世代が集うスナックの秘密を探る。
JR南武線の矢向駅から武蔵小杉駅までのおよそ4.5キロの区間には合わせて9つの踏切がありこのうち5つは朝夕のピーク時に遮断機が下りている時間が40分を超えるいわゆる開かずの踏切となっている。このため沿線の住民などから渋滞解消や事故回避のために線路などの高架化を求める声が上がっていて川崎市が事業計画を神奈川県に申請し今月17日に認可された。計画では線路をおよそ7メートルの高さまで高架化し地上を道路にすることで開かずの踏切を解消するとしていて工事期間は2038年度までが予定されている。これに伴って沿線の道路を広げる工事も行われ総事業費はおよそ1387億円に上る見込み。川崎市道路整備課は一日も早く開かずの踏切を解消するためにまずは事業に必要な用地の取得に向けて丁寧な説明を尽くしたいとしている。
千葉県は導入する方針の宿泊税について市町村の担当者などを集めた会合を開いた。宿泊税は1人1泊当たり150円を一律で徴収し年間40億円余りを見込んでいて4分の1にあたるおよそ11億円を交付金として市町村に配分して観光振興などに活用してもらう考えを示した。また試算では額全体の8割を市町村ごとの宿泊者数、残りの2割を宿泊を伴わない人を含む旅行者数に応じて配分したと想定し配分額が最も多くなったのは浦安市の3億5000万円余り、続いて千葉市の1億5000万円余り、成田市の1億円余りなどとなった。
今月26日の文化財防火デーを前に神奈川県鎌倉市の円覚寺で国宝に指定されている舎利殿を火災から守るための消火訓練が行われた。初めに僧侶が消防に通報しその後、初動対応の手順を確認した。このあと救助隊が逃げ遅れた人を建物から助け出して搬送したほか消防隊員らが放水設備やホースを使って消火にあたった。
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全国の気象情報が伝えられた。
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あすは沿線ウォーク最終日などと話した。
NEWS7の番組宣伝。