JR南武線の矢向駅から武蔵小杉駅までのおよそ4.5キロの区間には合わせて9つの踏切がありこのうち5つは朝夕のピーク時に遮断機が下りている時間が40分を超えるいわゆる開かずの踏切となっている。このため沿線の住民などから渋滞解消や事故回避のために線路などの高架化を求める声が上がっていて川崎市が事業計画を神奈川県に申請し今月17日に認可された。計画では線路をおよそ7メートルの高さまで高架化し地上を道路にすることで開かずの踏切を解消するとしていて工事期間は2038年度までが予定されている。これに伴って沿線の道路を広げる工事も行われ総事業費はおよそ1387億円に上る見込み。川崎市道路整備課は一日も早く開かずの踏切を解消するためにまずは事業に必要な用地の取得に向けて丁寧な説明を尽くしたいとしている。
住所: 神奈川県川崎市中原区小杉町3