30人へのインタビューから首都圏のリアルに迫る。今回のテーマは仕事。取材した3人の社会部記者たちは「私たち全員30代ですが、職場で最近もやもやを感じる」「仕事のやりがいはとても感じてるが、子どもが生まれて育休の取得をどうするか、転勤先、どうなるかなみたいなこととか、同僚が転職してしまったとかというところで、今回私たちは皆さんが仕事に重視しているものを選んでもらった」と説明。JR新橋駅前で仕事に何を求めるか、自分が重視する項目を2つ選びシールを貼ってもらった。インタビューを進めると多かったのが、やりがいや人間関係を選ぶ人たち。一方、気になる収入についてはかつて高度経済成長の波に乗り所得倍増が実現したが、バブル経済が崩壊すると迎えたのは失われた30年ともいわれる時代に突入、賃金は長く伸び悩んできた。ただ今回のインタビューで収入に重きを置いた人は意外と多くなかった。