- 出演者
- 船木正人 押尾駿吾 江原啓一郎 宮崎あずさ 黒田菜月
オープニング映像。
南武線沿線ウイーク最終日。江原慶一郎キャスターが南武線沿線にあるとあるスナックから生中継。どうやら若い世代も通う先進的なスナックのようだ。
春のセンバツ高校野球。関東からは21世紀枠も含め8校の出場が決まった。横浜高校は去年秋の明治神宮大会で優勝しセンバツは6年ぶり17回目の出場。千葉黎明高校は春夏通じて初めての甲子園。創部100年を超える伝統校で秋の関東大会ではベスト4に入っている。そして21世紀枠は神奈川の横浜清陵高校。1974年創立の県立高校で去年秋の県大会では公立高校として唯一ベスト8に進出した。関東の出場校は去年の優勝校、群馬の高崎健康福祉大高崎高校は連覇をねらう。埼玉の浦和実業は初出場。東京からは二松学舎大付属高校、早稲田実業の2校が選ばれた。大会は3月18日に開幕する。
能登半島地震の発生から1年がたつが埼玉県では1人の漆塗り作家が被災地への支援を続けてきた。伝統工芸の輪島塗などを生産する多くの職人たちが復興に向けて歩みを進める中、遠く離れた地から支えてきた漆塗り作家の思いを取材した。蓮田市の漆塗り作家、加藤那美子が制作しているのは動物の柄や水玉模様を描いたおわんや弁当箱。全国のギャラリーなどで人気を博している。加藤が漆塗りの技術を身につけたのは石川県輪島市、高校卒業後、市内にある工房などでおよそ9年間、学んだ。去年1月に起きた地震とその後の豪雨による被害でかつてともに過ごした仲間たちも被害を受けた。少しでも被災した職人たちの力になりたいと、これまで地震の被害を免れた漆器の販売会を開くなどしてきた。そして去年11月、輪島市を訪れて仲間たちと再会を果たした。そのうちの1人、漆塗り職人の鎌田克慈はかつて苦楽をともにした加藤の先輩。地震のあと住まいを失ったスタッフが辞めざるをえなくなり今は僅かな人手で作品を作り続けている。厳しい状況の中、加藤からの連絡や輪島への支援は途絶えることがなかった。一方、加藤は今回、1人の職人から漆塗りに欠かせないある道具を手渡された。強度を高めるため布地を貼り付けたり漆を塗り込んだりするのに使う。へらを渡した蔵田満は輪島塗などに使われる木材を加工する木地師で加藤とは20年以上交流を続けてきた。地震で被災した建物を修繕し去年6月ごろから事業を再開したものの豪雨で再び被害を受けた。今も道具や機械の修理が続いているため作業できる量は地震前の半分に満たない。募金を集めて送るなど支援を続けてくれる加藤に今できる恩返しとしてへらを渡した。被災した職人たちの思いを受け止めて、加藤は新たな支援を始めている。輪島から持ち帰った未完成の皿や茶たくを被災地で職人が不足していると聞き作業を買って出ることにした。第2のふるさとの復興に向けて、加藤はこれからも埼玉から支援を続けていく。
関東の気象情報が伝えられた。
視聴者から投稿された「#わたしのいちオシ」が紹介された。
谷保駅から歩いて4分ほど歩くとスナックがある。ちりママこと坂根千里さんは一橋大学の在学中にこのスナックでアルバイトをしていて、卒業後に先代のママから引き継ぐ形で事業承継をしたという。ちりママは「このままだと私の大好きなスナックが衰退してしまうということを知ったのと、ママの生きざまというのがかっこよかったので憧れてスナックの道を選んだ」と理由を話した。このお店がある谷保駅の界わいに先日、情報サービス大手のリクルートが調査しました家賃が手ごろで満足度が高い住み続けたい街ランキング2024の「東京23区を除く市部でファミリータイプで家賃12万円以下で1位を獲得した」という。谷保は一橋大学や東日本最古の谷保天満宮などがほか、大きな団地などもあるそう。ちりママは「昔ながらの商店街も残っていて新鮮な野菜やお肉とかも買えるし、田畑も広がっているし子育てしやすい街だなと感じている」と話していた。ちりママが引き継いで3年目、以前と比べて若いお客さんも2割ほど増えているという。
ちりママが目指すのは見知らぬ人どうしの偶然の出会いが生まれる街の社交場。特に若い人や女性に来てもらいたいとさまざまな工夫を重ねている。スナックと聞くと店内が見えず入りづらいイメージがあるがガラスのドアを設置してオープンな雰囲気に。また、若者向けにSNSも活用している。ドリンク飲み放題、カラオケ歌い放題など分かりやすい料金で楽しめる20代限定のキャンペーンなどを打ち出している。さらに若い人や女性の敷居を下げようと去年から始めた新たな取り組みもはじめた。月に1、2回程度、駅近くのシェアスペースを借りてスナック体験ができる場を設置。カラオケやチャージ料がなく席の移動も自由にできるなどより気軽に来てもらい初対面の人どうしが集う楽しさを知ってもらおうとしている。店の客の3分の1は20代から30代の若い世代。ちりママが目指す多様な人との出会いが若い人を引き付けている。
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ちりママのスナックでは初心者も楽しめる工夫がある。おととし作ったメニューブックを紹介。またスナックの魅力のひとつカラオケだが、1曲目におすすめの曲のリストアップなどもしているそう。ちりママは選曲の理由について、どんな世代でも一緒に盛り上がれる曲を選曲したなどと話した。またボトルキープについてちりママは、スナックはお客さんと関係が続いていくのか素敵なのでまた来るよ、また来てねという架け橋かなと思っているなどと話した。またスナックについて漫画で紹介している。ちりママは店の今後の展望について、オンラインでつながれる時代だと思うが、こうした場での交流を続け、スナックを展開していけたらいいなと思っているなどと話した。
NHKでは2月16日まで南武線沿線の魅力を取り上げる番組を放送する。
災害などで地上の通信設備が使えなくなっても衛星を使って通信できるスターリンクの使い方などを確認する訓練が横浜市で行われた。訓練には主催した通信会社の社員や自衛隊などおよそ200人が参加した。スターリンクは地上の通信設備が使えなくなっても衛星を使って通信を確保するもので参加者らは立ち上げる手順を確認していた。またアンテナを設置せずに衛星とスマートフォンを直接つないで通信する実証実験では石川県七尾市とつなげて位置情報やメッセージなどのやり取りをした。衛星を使った通信の確保は去年の能登半島地震などでも実際に行われていて今後、起こりうる災害や地上の通信基地局でカバーできない山間部などでの活用が期待されている。
埼玉県横瀬町の観光名所、あしがくぼの氷柱で秩父消防署の救助訓練が行われた。参加した山岳救助隊員は水をまいて作った高さ10メートルほどの氷の斜面をアイゼンやピッケルを使って登ったり降りたりした。消防によると埼玉県内では去年1月から3月にかけて山岳遭難が合わせて6件起きたという。
あさっての文化財防火デーを前に美術館が被災した際の支援について神奈川県の横須賀市と大阪・和泉市が協定を結んだ。オンラインで行われた締結式には横須賀市の上地克明市長と大阪和泉市の辻宏康市長が出席した。協定では学芸員などを派遣して収蔵品の被害状況の調査などを支援することにしている。
天皇皇后両陛下や皇族方の護衛、それに皇居などの警備にあたる皇宮警察本部の年頭視閲式が皇居で行われた。両陛下の出席は2年ぶり、愛子さまの出席は初めて。式には皇宮護衛官およそ260人が参加。そして皇宮警察独特のサイドカーや騎馬隊などがパレードした。
100歳の栗屋セツさんが千葉県流山市の小学校で裁縫教室を開き子どもたちとの交流を楽しみた。セツさんは78歳のときに胃がんの手術を受けてから福が来るようにと手作りしたフクロウを配る活動を続けている。セツさんは教えるかたわら戦争中の苦労やかつて着物を縫っていた経験などを話した。
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- 流山市立鰭ヶ崎小学校流山(千葉)
全国の気象情報が伝えられた。
今週は南武線沿線ウィークを伝えてきたが、若い世代を中心に地域の活力を感じたなどと話された。
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