教えてくれるのはやさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院の宇井千穂先生。お肌の乾燥に繋がらないために心がけることは2つだという。1つは肌に刺激をあたえないこと、もう1つは蒸散をさせないこと。間違いが多いという洗顔、保湿クリーム、入浴の3つの乾燥肌対策をアドバイス。まずは洗顔。肌の刺激を毎日与えすぎると炎症、シミなどの原因になる。乾燥肌対策の洗顔方法とは水を優しく押し付けるように洗う。タオルで拭くときもタオルを顔に押し付けて拭く。オススメの洗顔剤の使い方は洗顔剤をしっかりと泡立て、優しくぬる。水の温度も重要。水の温度は手の甲を使って確かめるのがいい。熱くもぬるくもない温度で使うと良い。
次は保湿クリーム。保湿クリームがウイルスの温床になってしまうため、綿棒などで取り分けるとよい。保湿の効果を高めるにはどうしたらいいか。問題「1日の保湿で効果的な塗り方はは？」A・1回で多く塗る、B・3回ほどに分けて塗る。正解はBの3回ほどに分ける。多すぎると刺激が強すぎてしまう。次は入浴。問題「体の洗い方で乾燥対策におすすめは？」、A・タオルでよく擦る、B・手のひらで洗う。正解はBの手のひらで洗う。手を洗うように体を洗うとよい。タオルなどでこすりすぎると炎症・乾燥肌への可能性が高くなる。さらにもう1つ大切なのが入浴後のケア。1日で一番肌が乾燥するのはお風呂上がりの10分。そこで保湿するかでその後の肌に影響がでてくるという。