新年の縁起物といえば、厄払いにまつわるある奇祭が話題に。きのう番組が向かったのは新潟・糸魚川市藤崎。一体どんな祭りなのか。江戸時代から続くとされる奇祭は、藤崎観音堂にある20畳のスペースで行われるという。午後7時過ぎ、地元の人たちや外国人観光客など多くの人が集まってきた。すると大勢のふんどし姿の男たちが登場。そしてお堂にいた男性を担ぎ上げ、天高く胴上げ。実はこれ市の無形民俗文化財で、厄年の男をより高く放り投げることで無病息災を祈願する神事、その名も裸胴上げ。時には天井を突き破る豪快な投げっぷりも話題となり多くの観光客が訪れるようになったのだが、最近ちょっとした異変が。投げられた人に話を聞くと、近年過疎化が進み厄年の男がなかなか見つからない問題が発生。