田中はその後、芸人として大ブレイクし、キモカワブームが到来した。とうとう自分がモテる時代が来たと女性と出会う機会が一気に増えたという。しかし、実際合コンでは売れたからといって必ずしもモテるわけではなかったと答え、そうなってしまった場合はその場を壊していたという。当時を知る山里亮太はクリスマスイブの合コンで、2対2で女性と合コンをしたが田中が好きな女性のタイプを黒髪の女性と答えたという。すると女性は私の髪は黒くないとアピールしてきたと答え、田中はその後出てくる食べ物を食べたくないようなものに例えていたという。女性が食欲をなくした際に田中は女性を睨みながらむしゃむしゃ食べていたという。二人はその後すぐに帰ってしまったという。その後も合コンでは結果を出せない状態で、気づけば30代半ばになっていたという。しかしそこで気づいたのは女性の理想がどんどん増えていったという。
こうして歳を取ればとるほど理想の条件が増えていくという。そしてキモカワブームも終焉となり、どんどん仕事が減っていく事態に。その頃になると月にテレビ収録が4本ほどに減少してしまっていたという。さらに周囲を見渡せば同じ芸歴で実力のある芸人たちが台頭していて、面白くならなければと模索していたが突破口をが見えない状態が続いていたという。しかしFUJIWARAの藤本に収録中に言われたキモカワではなくただのキモとのツッコミに、最初は動揺したがキモい動きをすると今までにない大爆笑が生まれそこに希望を見出したという。しかしこの選択肢を選ぶのに、キモキャラを選ぶと恋愛は捨てる羽目になるが、その逆ではキモを捨てる羽目になる。田中は悩んだ末にキモを選んだと答えた。キモの道を選んだ田中は、女性に嫌われるようなキモを演じ仕事が絶好調になったという。