- 出演者
- 澤部佑（ハライチ） 若林正恭（オードリー） 吉村崇（平成ノブシコブシ） 田中卓志（アンガールズ） 岡本夏美 弘中綾香 木村慧人（FANTASTICS from EXILE TRIBE）
一般女性と結婚したアンガールズ田中先生が裏切られて屈折した女性観とそのしくじりからどう幸せを掴んだのかを語る。
田中は恋愛をこじらせていたという。20年間彼女ができないでいたが、その原因は自身のモテないのにプライドが高かった性格が原因と振り返った。そしてそれをこじらせた結果、女性への憎悪の塊が生まれてしまったという。なにかと女性を否定し仕事をしていたが学生時代、クラスの女子や世の中の女性に対し、女性はピュアで可愛くて優しい存在だと思っていたと語ったが、中学2年生のときに運動会で転んでしまい血まみれになってしまい手当をすることになったが、その時女子生徒二人が自分を治療することを嫌がり押し付けあっっていたが、その時に自分に触れるのが嫌なんだと思い絆創膏を自分で貼ったという。この時に女性への憎悪が生まれたという。
高校生になった田中。彼女ができるかもしれないとウキウキしていたが好きな女子が自分をいじめていたヤンキーと付き合っていたという。人をいじめるような人間と平気で付き合うという現状にやりきれなくなったという。田中は普通ならヤンキーに憎悪をもつのでは？との質問にヤンキーに反撃したら痛い目をみるためと答えた。こうした出来事に田中は思春期にくらった恋の傷は深いと答えた。しかし環境が変われば自分はモテるはずだと思い始め努力をし、広島大学に入学したという。しかしそもそもそう思うことがしくじりだと答え、モテないわけではなく環境が悪いと思うことそのものがいけないと答えた。
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- ビー・バップ・ハイスクール広島大学
田中はモテるために他大学の女性も多く在籍するインカレ旅行サークルに所属した。陽気なキャラに生まれ変わったというがそのテンションで女子と接した所、女子がドン引きしてしまったという。元々そんなキャラではないのに無理をしてしまったところが悪かったと田中は答えた。そしてその後もモテない状態が続き、田中は心のなかで自分の良さがわからないのかと思っていたという。しかし女性への憎悪が一気に高まった出来事が起こったという。それは電車に座っていた際に女子高生の集団が自分に向かって気持ち悪い人がいると言ってきたという。また女子高生らはじゃんけんで負けたら自分にタッチするゲームを始めたという。
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しかしそんな田中にも人生初の彼女ができたという。それはポケベルでの恋愛で顔を知らない相手ともやりとりができる。近くの大学生だったというがそのまま面会し付き合うことになったという。そのときは女性に希望を見出すことができたという。田中はボキャブラ天国をみてその後芸人になることを目指した。しかしその時付き合ってきた彼女とは上京の際にフッてしまったという。しかしこれはしくじりで、自分を過大評価し、もっとふさわしい女性がいると感じたという。そして上京しアンガールズとして活動を始めたが、田中はたまたまいった合コンで彼女が出来たという。しかし付き合った一ヶ月後に彼女が合コンに行ったことが判明し別れたという。その時に憎悪がまた芽生えたというが、彼女は合コンにいけばまたできると思っていたという。しかしその合コンで女子に帰れコールを受けたという。合コンの場に遅れて入った際にブサイクだったからか女子がそのまま帰れとコールをしてきたと答えた。またその時合コンの会場にいた女性に私が噛んでいたガムを噛んだら合コンにいていいと言われ、そう言われた田中は絶句をしたがガムを噛んだという。ここで女性に感じていた憎悪が100％になったという。
田中はその後、芸人として大ブレイクし、キモカワブームが到来した。とうとう自分がモテる時代が来たと女性と出会う機会が一気に増えたという。しかし、実際合コンでは売れたからといって必ずしもモテるわけではなかったと答え、そうなってしまった場合はその場を壊していたという。当時を知る山里亮太はクリスマスイブの合コンで、2対2で女性と合コンをしたが田中が好きな女性のタイプを黒髪の女性と答えたという。すると女性は私の髪は黒くないとアピールしてきたと答え、田中はその後出てくる食べ物を食べたくないようなものに例えていたという。女性が食欲をなくした際に田中は女性を睨みながらむしゃむしゃ食べていたという。二人はその後すぐに帰ってしまったという。その後も合コンでは結果を出せない状態で、気づけば30代半ばになっていたという。しかしそこで気づいたのは女性の理想がどんどん増えていったという。
こうして歳を取ればとるほど理想の条件が増えていくという。そしてキモカワブームも終焉となり、どんどん仕事が減っていく事態に。その頃になると月にテレビ収録が4本ほどに減少してしまっていたという。さらに周囲を見渡せば同じ芸歴で実力のある芸人たちが台頭していて、面白くならなければと模索していたが突破口をが見えない状態が続いていたという。しかしFUJIWARAの藤本に収録中に言われたキモカワではなくただのキモとのツッコミに、最初は動揺したがキモい動きをすると今までにない大爆笑が生まれそこに希望を見出したという。しかしこの選択肢を選ぶのに、キモキャラを選ぶと恋愛は捨てる羽目になるが、その逆ではキモを捨てる羽目になる。田中は悩んだ末にキモを選んだと答えた。キモの道を選んだ田中は、女性に嫌われるようなキモを演じ仕事が絶好調になったという。
田中がキモカワキャラからキモになるまでの変遷を振り返った。こうして仕事を得ていた田中だったが37歳の時に自分の条件をクリアした奇跡の女性が現れ恋をしたという。東京ガールズコレクションで出会ったというが、その女性に思わず連絡先を聞いてしまったという。そして食事をするまでになったが、恋愛マスターの芸人たちに助けを求めてやりとりを続けていたという。しかし結果は3回告白し3回フラレてしまったという。この時に学んだことはモテない男がモテる男のアドバイスを聞くと自分の良さが消えてしまうことだったという。このことでさらにキモを極めることにしたという田中。大ブレイクし2017年には抱かれたくない男1位に。
しかし45歳にして自分の人生を振り返り、本気で結婚したいと思ったという。初めて結婚に向き合おうと思ったものの、抱かれたくない男ランキングで1位になり、世の中の女性からのイメージも悪く、また自分の性格をみても何かを変えなければいけないと感じたという。そこで自分を見つめ直すことにしたがその結果付き合う女性の条件が多すぎる、恋愛本を読み情報を詰め込みすぎているなどがリストにあがり自分を改善するべきだと思ったという。田中はそこでたくさんあった条件を一つにしたがそれはすぐに怒らないという点にしぼった。すると20年ぶりに彼女ができたと答え、2020年に゙出会い、知り合いの舞台を観に行った際に知り合い、価値観があい2021年12月に彼女になったという。また吉田類の酒場放浪記が二人とも好きで、酢の物の値段の高さに彼女が指摘したことに自分と物の見方が一緒なことに嬉しくなり結婚したいと思ったという。
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- 吉田類の酒場放浪記
田中は2023年の元旦に彼女にプロポーズした。その告白までの流れを説明した。しかしプロポーズする前に車のバッテリーがあがり車が動かないトラブルがあったという。徒歩20分を歩いたが、またその先では客船ターミナルが解体工事で壊されていたという。そこで 告白したというがテンパってしまい彼女の言葉を聞く前に彼女に指輪をはめようとしてしまっていたと答えた。
結婚した田中。その新婚生活で人生観が変わったというが妻に怒られるが幸せに感じると答えた。最初はすぐ怒る女性が苦手としていたが今はその姿も愛おしく素敵と思えると答えた。田中は最後に相手への条件はなくてよく、自分が受け入れてもらえる人間になろうと締めくくった。
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