連れ去りなどの犯罪の対策について考える。注意すべきは「人」ではなく「場所」。神奈川県藤沢市が制作した「防犯体験学習VR海岸編」では360度、辺りを見回しながら危険な場所の特徴を学ぶこができる。犯罪が起きやい場所をクイズ形式で学ぶことができる。入りやすく見えにくい場所が狙われやすく、海水浴場やキャンプ場、花火大会などが狙われやすいという。危険な場所には近づかず、1人にならず、誘われたり頼まれたりしても断ることが大事だという。子どもの連れ去り事件の多くは言葉巧みに騙されついて行ってしまっているという。断る練習の例として「親と待ち合わせしている」などがある。クイズ形式にするなど子どもの知的好奇心を掻き立てる形で何度も練習すれば未就学児でも対応できる力がつくという。