パリ五輪。レスリング女子53キロ級・決勝:藤波朱理10−0L.ジェペスグスマン(エクアドル)。20歳の藤波が金メダルを獲得。夏の五輪で女子日本勢50個目となる金メダル。幼い頃から二人三脚で歩んできた父でコーチの俊一さん、母、祖母とともに喜びを爆発させた。藤波は中学2年から7年間、公式戦で負けなしでオリンピックでも相手を圧倒。決勝戦では開始直後から激しい攻めをみせる。父の声に押されるように得点を重ね10対0のテクニカルスペリオリティ勝ち。公式戦137連勝を達成し金メダル獲得。藤波選手は「もう最高です!オリンピック最高!レスリング最高!」などと話した。インタビューの最後にはまさかの変顔ポーズを披露。4歳から父の影響でレスリングを始めた。小学校の頃に書いたというドリームマップには「レスリング競技でオリンピックに出場し優勝する」と書かれていた。憧れの選手は吉田沙保里さん。去年6月の全日本選手権で吉田沙保里さんの記録119連勝を上回る120連勝に到達しシン・霊長類最強女子の座を確かなものにした。