パリオリンピック。137連勝で決めた金メダル。レスリング女子・藤波朱理の強さの原点は“悔しさ”にあった。父の指導で4歳からレスリングを始めた藤波朱理選手は中学時代から全国大会で優勝し、頭角を現した。父親が監督を務める高校に進学し、インターハイなどで優勝を重ねた。高校卒業後はレスリングの名門「日本体育大学」に進学。父・俊一さんも高校の教員を辞め、日体大のコーチに就任。2年前には東京で親子2人暮らしを始めた。今年3月、練習中にけがをし手術。決勝では世界ランキング1位のL・ジェペス グスマンと対戦することとなった。
パリオリンピック レスリング女子53キロ級1回戦:藤波朱理6−0ドミニクオリビア・パリッシュ、準決勝:藤波朱理10−0ホウ倩玉、決勝:藤波朱理10−0ジェペス グスマン(エクアドル)。藤波朱理選手は初出場のオリンピックで金メダルを獲得した。決まった瞬間、猛ダッシュした藤波選手。抱きついたのはコーチで父親の俊一さんだった。その後、観客席をよじ登り、母・千夏さんに抱きついた。インタビューで藤波朱理は、父・俊一さんに、ありがとうと感謝を伝えていた。
パリオリンピック レスリング女子53キロ級1回戦:藤波朱理6−0ドミニクオリビア・パリッシュ、準決勝:藤波朱理10−0ホウ倩玉、決勝:藤波朱理10−0ジェペス グスマン(エクアドル)。藤波朱理選手は初出場のオリンピックで金メダルを獲得した。決まった瞬間、猛ダッシュした藤波選手。抱きついたのはコーチで父親の俊一さんだった。その後、観客席をよじ登り、母・千夏さんに抱きついた。インタビューで藤波朱理は、父・俊一さんに、ありがとうと感謝を伝えていた。