レスリングメダルラッシュの口火を切ったのは文田健一郎。前回の東京オリンピックでは金メダルにあと一歩届かず悔し涙を流した文田。決勝ではスタンドに妻の有美さんと娘の遥月ちゃんがも見守った。悲願の金メダルを獲得し日本グレコローマン40年ぶりの金メダル。女子53キロ級の藤波朱理は決勝で世界ランク1位のグスマン。藤波選手は毎朝バナナを食べて気持ちを高めているという。父でありコーチでもある俊一さんと握手を交わし、決勝に臨んだ。公式戦137連勝で金メダルを獲得。試合後藤波とハグを交わしていたのはレスリング女子76キロ級の鏡優翔。大会16日目に鏡の準決勝。藤波が応援に駆け付けた。試合は2点ビハインドで迎えた第2ピリオド。タックルで同点に追いつくと、鏡が一気に逆転し決勝進出を決めた。男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎も決勝進出を決めた。