TVでた蔵トップ>> キーワード

「藤田紘一郎先生」 のテレビ露出情報

IgE抗体には様々な種類がありスギ花粉・ダニ・果物など特定の物質とくっつく構造をもつ。例えばスギ花粉にさらされると危ない異物と判断し、スギ花粉専用IgEを作り出し刺激物質を含んだ肥満細胞と結合し花粉がくっつくと破裂し刺激された目や鼻から体外へ排出しようとする。オマリズマブはIgE抗体の根本にくっつくことで肥満細胞にくっつくことを阻止し症状を防げる。オマリズマブには3%ほどマウス遺伝子が入っていて人間が摂取した際にアレルギー反応を発生する可能性がある。また非常に高額で手を出しにくい。従来の点鼻薬は液体の物が多く粘膜に刺激を与えてしまう。だがナサリーズは鼻の粘膜に付着するとゲル化する粉末を使うことで刺激を与えずコーティングできる。症状を抑えられても使用ををやめると症状が再発してしまう。花粉の成分を体内に取り入れることで体に慣らしていく免疫療法。ただ舌下なら毎日、皮下なら1カ月に一度の頻度で最低3年・推奨5年の長期にわたり接種する必要がありリタイアしてしまう人が多い。人間の抗体は5種類。ウイルス感染はIgG、アレルギー反応はIgE。ウイルスは感染が速くIgG抗体がすぐ働くようになっているため、感染したと思わせてIgG抗体を作る体にしたほうが良い。そこで花粉と一緒にアジュバンドを入れることで花粉用IgG抗体を作らせる。するとアレルギー反応が起きない。IgE抗体は昔、寄生虫が体内にいる人に多くみられた。現代、寄生虫を持つ人が減少しアレルギーを引き起こすだけの細胞になってしまった。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.