ノーベル賞の登竜門ともいわれ、アメリカで最も権威がある医学分野の賞のひとつとされるラスカー賞が9日に発表され、日本人4人が選出された。基礎医学部門では、脳内で覚醒の維持を促す「オレキシン」という物質を発見した筑波大学の柳沢正史教授が選ばれた。柳沢教授は「身に余る光栄で、睡眠科学分野のさらなる研究発展を期待するものとして大変勇気づけられる」とコメントしている。また臨床医学部門では、血が止まりにくい病気である血友病の治療薬を開発した、中外製薬の服部有宏元シニアフェロー、北沢剛久研究副本部長、井川智之研究本部長が選出された。日本人の2部門の同時受賞は初めてで、日本人のラスカー賞受賞者は11人となった。
