トランプ政権の関税措置をめぐり、今週日米交渉がはじまる。日本からは赤澤経済担当相があさってから訪米する。17日にベッセント財務長官やグリア代表との交渉にあたる。衆院予算委で石破首相は日米交渉を前に精密な分析をして臨みたいと協調した。野党からは交渉への姿勢について質問があった。また、安倍政権とトランプ政権で締結した日米貿易協定についても、全面撤回を求める立場が必要だとの指摘があった。アメリカとの交渉を担当する赤澤経済担当相はきょう午後、林官房長官や外務省や経済産業省の幹部、森山幹事長と会談した。赤澤大臣は日本の巨額の投資が米経済や雇用に貢献していることを説明した上で措置の見直しを求め、相手側の出方を探る方針。