岸田総理大臣は石破内閣の発足を前に、午後0時半ごろ、およそ3年間執務に当たった総理大臣官邸を後にした。総理大臣官邸の玄関ホールにはおよそ150人が集まった。岸田総理大臣は花束を受け取ったあと、拍手で見送られながら、総理大臣指名選挙が行われる衆議院本会議に出席するため国会に向かった。衆議院本会議は午後1時から始まる予定だったが、まだ始まっていない。政治部・山本雄太郎が「臨時国会の会期で与野党が対立している。与党側は今月9日までの9日間と提案したが、野党側はこれに反発して“臨時国会の会期をきょう決めるのであれば、午後1時からの予定されていた総理大臣指名選挙の本会議には出席できない”ということで、折り合わない状況が続いていた。結果的に、午後1時半ごろから立憲民主党が反対討論を行うということで本会議開かれることになった。自民党の石破総裁がきのう、衆議院選挙を今月27日投開票という日程で行う方針を表明した。これに立憲民主党側は“予算委員会で十分な審議を行うべきだ。また、総理大臣にまだ任命されていない石破さんが解散について発言するのは非常に違和感がある”などと抗議した。立憲民主党の野田さんも“まさか論戦から逃げるとは思わなかった。筋を通してほしい”と述べて、反発をしている状況」とスタジオで述べた。衆議院の本会議は午後1時半ごろから始まる見通しとなった。