旧優生保護法のもとでの強制不妊手術をめぐり、新たな補償法案が衆議院を通過した。今日午後の衆議院本会議で、不妊手術を強制された被害者らに対し新たな補償を行うため、超党派の議員連盟が取りまとめた補償法案の採決が行われ、衆院を通過した。補償法案は、手術を受けた本人に1500万円、配偶者に500万円、中絶手術を強いられた人には一時金として200万円を支給することなどが盛り込まれている。また、本会議では、被害者に対する謝罪や差別の根絶を表明する決議が全会一致で採択された。法案は明日、参議院で可決・成立する見通し。