当たり前のように確認していた情報も、たどりつくのが難しい方もいるってこと、改めて認識しなくてはならない。選挙プロジェクト・杉田淳デスクがスタジオで解説。今後選挙のバリアフリーはどうあるべきか、という疑問に対し「日本の投票の制度が、投票に障害のない人を前提に作られていると感じている。例えば、候補者の名前を投票用紙に書く自書式は、世界的には珍しい。病気や高齢者には、文字が書きにくいという声が結構ある。投票所の記載台は軽い素材で作られ、がたがた揺れたりすることもある。一部の地方選挙では、記号式という投票方法が取られている所もある。あらかじめ投票用紙に候補者の名前を印刷してあって、そこに丸をつけるという方式。こういうものが広がってもいいのでは」とした。まや日本では郵便による投票はまだ大きく制限について「障害の程度がかなり重い人などにしか認められていない。総務省の有識者研究会では、8年前にこの対象を拡大すべきだという提言を出しているが今も変わっていない。衆議院選挙の投票日まであと3日。投票に不安があるという人は、近くの選挙管理委員会に相談することをお勧めする」とした。