皇族数確保についての全体会議開催。これまで衆参両院正副議長は、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ案と、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える第2案を「いずれも了」とする取りまとめ案を示していて、きょう了承を得たい考え。おとといの会議では、自民、維新、国民、中道など7党がおおむね賛同。立憲民主党は「理解不能」として第2案に否定的な見解を示している。第2案での「旧宮家」とは、かつて皇室を離脱した11宮家のこと。菊栄会という皇族と元皇族が交流する場もあるが、あくまで旧宮家は一般国民として生活している。旧宮家の男系男子を養子にすると、男系の血を次世代につなぐことも可能。専門家は、養子になることを希望するのかなどが不透明だと指摘。宮内庁は現行の皇室典範が皇族の養子縁組を禁止していることから「現時点では意向確認はできない」としている。課題はほかにも。旧宮家が皇室を離れて80年経ち、現在の天皇家との共通の祖先は室町時代まで遡る。養子対象は生まれた時から一般国民で、突然皇族となったらどう受け止められるのか。専門家は受け入れられるかという問題があると指摘した。全体会議後、森議長は立法府の総意を決定したとあきらかに。立憲は不満をにじませていた。衆参両院の議長らはこのあと高市総理へ立法府の総意を手渡す予定。政府は今国会での皇室典範改正に向けて法案化の作業を進める方針。
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