9日に長崎地方裁判所で被爆体験者44人が起こした訴訟に関する判決がくだされた。被爆体験者も被爆者と同じ扱いにしてほしいという訴訟内容で、被爆者と被爆体験者で医療費助成などの負担に違いがあるためだ。原告44名のうち東長崎地区の15名は放射線を含む黒い雨が降ったとして被爆者として認められた。原告団は「被爆者と認められた15人を控訴しないこと」「すべての被爆体験者を被爆者として認めること」を求めている。橋下徹氏は「原告団の言うとおりにすべき。原爆被害者をどう救済するかは国の判断となるが、長崎県、長崎市が早期解決に向けて控訴しないべき」とコメント。