西宮神社(兵庫)で福男選び。舞台裏を取材。きのう午後0時半、先頭に並んだ48歳の男性は「朝の8時半から来ている。16回目」。新年の恒例行事が福男選び。その年の福を一身に集め周りにも「福」を授ける。毎年1月10日午前6時、参加者が本殿を目指す。今年の一番福は?午前6時の様子。今年の一番福は兵庫県立宝塚高校2年生の大岸史弥さん。陸上部に所属。今年初参加。「1回は出てみたいと思った。一番になれて嬉しい」。福男選びは80年以上続く。年始の風物詩。意外な人たちの支えがある。開門を手伝っていた男性は去年11月、群馬・桐生西宮神社で関東初開催の福男選び初代福男・青木大貴さん。青木さんは「みんなの道を開けると楽しさもあってワクワクする」。初代福女の木戸瑚白さんも運営スタッフとして手伝い。本家の歴代福男やボランティアなど約40人が運営。本番前日から打ち合わせ。参加者を選ぶ抽選を準備。当選した216人が挑戦。青木さんは開門を任される。いよいよ本番。多くの人々の支えによって執り行われた。
住所: 兵庫県西宮市社家町1-17