千葉県四街道市の西岡牧場の牛舎から中継。80頭以上の牛を飼育し、成牛は1日40kg近くえさが必要。生後1カ月に満たない子牛2頭もいる。生まれるところから搾乳まで一環して行う牧場だ。西岡牧場の西岡さんは、牛舎にヒーターをつけ、牛にベストを着せているという。牛は暑さに弱い。1年中環境のコストがかかっている。飲まれなかった牛乳が捨てられることは生産者として辛いという。牛を増やしたいと思ってから増やすには3年かかる。簡単に増やしたり、減らしたりはできない。余剰の牛乳を加工品にまわしているが、生産者としては生乳を消費することが一番利益を得られることだ。個人的にコストカットできることはこれ以上ないと思うという。食育に協力することもしている。自給率が低くなっているので、国も消費者も考えてほしいという。