今日、都内のおにぎり店には多くの客が訪れていた。去年オープンしたおにぎり専門店「米農園」。お米は日替わりで、今日は石川県産のミルキークイーンだった。毎回炊きたて、握りたてで提供するのがこだわり。一番人気は卵黄と肉そぼろのおにぎりで、値段は400円。そんなおにぎり専門店にとって今、死活問題がお米の値上がり。ここ半年でお米の仕入れ価格が2回上がったという。5kg1袋で約400円の値上がりに。ロケ弁で有名な弁当店でも、仕入れ先から来月に値上げする連絡が来たという。お米の値上がりの波はスーパーなどの小売店にも。スーパーアキダイでも今月、仕入れ先から最大で10%の値上げの知らせが来た。現在のところアキダイではほとんどの商品で値上げはしていないが、今後の状況次第で価格に転嫁することも視野に入れているという。そもそも何故お米の値段が上がっているのか。お米の専門店によると、大きく3つ「去年の猛暑による米不足」「比較的安価な米の需要が増えている」「コロナが落ち着いて外食産業が活発になってきた」という原因があるという。今の状況は、新米の出回る8月まで続くという。新米の出来は。お米の一大生産地・新潟県ではある異変が起きていた。新潟県の中山間地域の一部では今、水不足が起きている。冬に雪が少なかったことや、春以降の雨が少なかったことが原因。気象庁によると、今年の夏も全国的に高温となる見込み。
住所: 大阪府大阪市平野区長吉川辺2-6-3