自身初のワールドシリーズ制覇で歴史的なシーズンを締めくくったドジャースの大谷翔平。オフは受賞ラッシュとなりそうだという。小澤正修解説委員が「指名打者としてバッターに専念した今年は長い大リーグの歴史で誰も成し遂げたことのない“50−50”の達成をはじめ、ホームラン王と打点王に輝くなど主要部門で自己最高の成績となる異次元の活躍を見せた。今日発表されるのがシルバースラッガー賞。バッティングのベスト9とも呼ばれている。3回目の受賞となるとイチローさんに並んで日本選手で最多となる。またカブスの鈴木誠也も外野手で候補に上がっている。あさってには最も優れたバッターに贈られるハンクアーロン賞と最優秀指名打者賞にあたるエドガーマルティネス賞が発表される。22日にはMVPが発表される。守備につかない指名打者のMVPというのは前例がないので受賞を疑問視する声もシーズン中一部では出ていた。受賞となれば指名打者としては史上初めて両リーグでのMVP獲得も、史上2人目の開挙となる」とスタジオで述べた。