新富士バーナーはアウトドア用バーナーなどを手掛け、西村瑞樹も同社の製品をキャンプで使っている。実は東京オリンピック・パラリンピック、パリオリンピック・パラリンピックの聖火トーチの一部に携わっている。当初、空気に触れやすい入口が細く、燃焼に必要な酸素供給が難しいデザインだったという。一方で、炎の形状などをリクエストされた。これまでに培ってきた技術により、悪天候にも耐える燃焼部の開発に成功。今年1月、量産体制に入った。長谷川雅紀は「炎が旗のようになびくトーチなんていやがらせかと思う。『お前、これできるか?』と問われている感じ」などと語った。