パリ五輪をめぐってはJOCからは金メダルで500万円、銀メダルで200万円、銅メダルで100万円が贈られいずれも非課税となっている。競技団体による支給もあり日本ゴルフ協会であれば金メダル獲得者に2000万円を支払うという。また、企業による報奨金としてはフェンシングエペ団体のメンバーだった見延和靖に対し、アミューズメント企業ネクサスが1億円を贈呈したこともあった。本来は1000万円だったものの、代表の星野敏氏がフェンシングを志していた過去もあり大盤振る舞いが実現したのだといい、パリ五輪でも用意しているという。フェンシング男子エペ個人の加納虹輝は日本航空に所属していて、JALは報奨金について非開示ながら用意していると明かしている。世界に視点を映すと、東京五輪でフィリピン初の金メダルに輝いたウェイトリフティングのヒディリン・ディアスは約2200万円を政府から贈呈され、ガソリンや航空券一生分なども贈呈された。インドネシア・バドミントン女子ダブルスのグレーシア・ポリーとアプリヤニ・ラハユには政府からの約3800万円とともに家計3軒づつ・コーヒーなどのドリンク生涯無料などが贈呈された。