山田初江は、夫のことがわからないほどの認知症患者。夫も次第に鬱状態に。子供の勧めで妻は介護施設へ。夫はこれに罪悪感を感じているそう。2人の出会いは22歳の時。美容師だった夫が告白して結婚。2ヶ月後、介護サービスの利用を条件に再び一緒に暮らすことに。慣れ親しんだ自宅のテラスでお祝いも。妻からは「ありがとう」の言葉も。妻が夫を認識したのは久しぶりだったとあって、夫は涙。その2ヶ月後、妻は再び夫がわからないように。夫は、太ももを叩いてしまったうえ、「施設に入れるぞ」と怒鳴ってしまったことも。妻は当時を「気持ちはわかる」と振り返る。